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昨日は東京の家に最後の荷物をとりにいって、鍵をポストに置いてきた。電子レンジや掃除機、でか椅子など荷物が増えてしまい申し訳ない。でも、とりあえず全部終わって安心。(しかし大事な手紙がめっちゃ届いてて色々やることがある涙)

 

つくづく荷物ばかり増えて,大事な本も服もたくさんあって,手放せなくて,それらを抱きしめてばかりで全然大人になれてない。「荷物ばかり増えてしまって申し訳ない」と母親に言ったら「がんばったよー」と抱きしめられた。本も山積みあるしどうしようもないね!と冗談で言ったら、「でも、それだけ大事にしたい本がたくさんあるのは素敵なことだと思う」とのこと。(昔ならそんなこと言わなかったと思う。)ほんとにありがたい。

 

切り替えて、帰宅後はGUで服を買ったり楽しく過ごした。ピアノもたくさん弾いた。おなか痛くなっちゃって心配かけたけどふっかつ。夜寝るときに、久々に前部署での仕事や元彼と別れた瞬間を思い出して、あまりにどうしようもなくてちょっと涙が出た。彼のことで泣くのは本当に久しぶりだ。もう一生会わないけれど。

 

彼の幸せは祈ってるし、感謝したいこと、大事にしていた思い出、たくさんあるけど、それを言葉にしたとして、綺麗に別れられる自信も義理もないので今は何も言わないことにした。彼はなにやら「ちゃんと話したい!」とか前言うてたけど、別れる時だけ言葉を尽くされてもどうしようもない。付き合ってる時にやってくれよな。

 

今日は役場に行ったり、マツキヨで好きなものを買ったり、おばあちゃんちでお茶して楽しかった。こうやって過ごしてると、本当につくづく恵まれてるなあと思う。働くのやだけど、お世話になった家族に還元するためなら働けるなと思う。

 

またおなかが痛くなって(多分生理前で胃腸が弱ってる)、母親がストレスじゃないかと心配している。元気なので心配かけたくないけど、先月は生理が来なかった。本当にストレスがかかっているとき、いつもきまって自覚がないので気をつけたい。でも毎日楽しいよ。

 

読んだ本

・『春のこわいもの』(川上未映子)

淋しくなったら電話をかけてが一番好き。「娘について」、身に覚えありすぎて辛い!

 

・『訪問者』(萩尾望都)

紙で買うことを決意。どの短編も素晴らしい。エッグ・スタンドは今の情勢もあってかなり辛い。自分がそこにいてもいいと思える感覚ってほんとに大事だ。去年しみじみ思った。

「人間が天使に進化するまで 天使のふりをしていよう」、そう、そんなもんで、いいんだよね。。

死にたいと天使になりたいはニアイコールだと思う。私が去年感じたのは、もしかしたら「死にたい」じゃなく「天使になりたい」だったかもしれない。存在を許されたい、愛されたい、でも誰かの記憶には残らずに、遠く遠くに行きたい。自分が自分だと、分かりたくない。

19歳の時に書いた小説では、相手が相手であることを分かりたくない、と書いたけど、今は自分のことについて思っているね。

 

明日は親の結婚記念日。楽しくお出かけしてきてほしい、